葬儀費用がない?手元にお金がない場合どうしたら良いのか
葬儀のタイミングは自然にやってきますので、喪主が決められるものでもありません。故人が亡くなったときに葬儀はしなければいけないため、費用も発生を余儀なくされます。そんなときに費用が払えないとき、どう対処したら良いのでしょうか。
葬儀では香典があるので全額負担ということではありませんが、香典で足りないケースが増えてきているでしょう。そのためお金を用意しなければいけなくなり、お金に余裕のある人が減っている昨今ですから困っている人も増えています。
自宅で亡くなる人は減ってきていて、今は病院で最期を迎える人が多いです。葬儀業者を病院から紹介されるケースがほとんどで、そこで初めて喪主と葬儀業者が接触します。
病院は遺体を早く連れて行ってほしいという、意向がありますので否応なく搬送してもらわなければいけません。このとき病院から遺体を搬送したけれど、葬儀代が払えないというケースがあります。
搬送先は自宅や葬儀場などケースによって様々ですが、ここで既に搬送代という料金が発生するのです。
契約前ならキャンセルは葬儀のキャンセルは可能ですが、搬送代だけは何としても払わなければいけません。この金額は5万円程度ですが、最低これは払わなければいけないと承知してください。
いつまでも遺体を安置しておけないため、葬儀はやらなくてはいけないものです。そして葬儀をした以上、払えないでは済まされません。
請求までには1週間程度あるので、香典の金額を鑑みていくら必要か契約書などで計算できます。その間に親族や家族などに相談して、費用の捻出をしなくてはいけません。
それでも無理な場合は葬儀業者に分割払いを申し込むのも、一つの手段となります。またはクレジットカード決済にしてもらったり、葬儀ローンを組んだりしなくてはいけません。
これは銀行でも受け付けてくれるので、よく相談して決めてください。最終手段としてはカードローンなどの借金をしなくてはいけません。
現実的に考えると気の毒に思ってくれる親族が現れて、費用を手伝ったりしてくれるケースが多いようです。上記のような葬儀業者に分割をお願いするやり方も、回収できない可能性があるため渋るでしょう。
クレジットカード決済は葬儀業者が手数料を取られるので、やはり嫌われますので現実的ではありません。結果最悪カードローンなどを、選択するようなケースも出てくるようです。
お金がないのは深刻な状況ですが、葬儀となると喪主一人ではなく周りに相談できます。ですからよく話し合って、葬儀で借金をすることのないようにしたいものです。葬儀といえども費用の掛かることですので、身を壊すことのないようにしてください。