通夜振る舞いの用意について・人数や予算の目安について

通夜振る舞いの用意について・人数や予算の目安について

通夜振る舞いの用意について・人数や予算の目安について

 

日本ではお通夜が終わった後で親族や知人が集まって、故人を偲び食事をする通夜振る舞いがあります。

 

 

通夜振る舞いも費用が掛かるもので、何人くらい呼べばいいのかわからなくなります。またどの程度の料理でよいのかや、いくらくらい掛かるものなのか見ていきましょう。

 

 

故人を偲ぶ通夜振る舞いですが、喪主や遺族はどのような流れで動いていけばよいのか考えます。まず喪主は挨拶をしなければいけませんが、簡単なものでよいでしょう。来てもらったお礼と食事の案内、そして会食への誘導という流れの挨拶で良いです。

 

 

そのあと参列者は故人を偲んで料理を食べながら会食しますが、喪主を始めとする遺族はそうはいきません。

 

 

通夜振る舞いに参加し始める人や、会食が終わって退席する人などが行きかう通夜振る舞いです。その人たちが席に着いたり退席するのをしっかり見て、挨拶やお礼をしなければいけないので大変になります。

 

 

喪主は料理に手を付ける機会はほとんどなく、参列者の付き合いでビールを飲む程度に終わるでしょう。会食者の様子から頃合いを見て、喪主がお開きの挨拶をして解散を促します。

 

 

お通夜が問題なく終了したことへのお礼と、通夜振る舞いをお開きにする旨を簡単に挨拶して解散となるでしょう。

 

通夜振る舞いの用意について・人数や予算の目安について

 

通夜振る舞いにどのような人を誘えばよいか、参加案内を出す基準を考えていきます。

 

 

遺族や親族はもちろん参加しますが、親友など故人と特別に親しかった人などにも声を掛けると良いでしょう。故人に事前に通夜振る舞いに誰を呼ぶかなどを、聞いていればスムーズに参加案内を出せます。

 

 

学校や会社の関係者や、近所の人など一般参列客にも呼び掛ける地域はあるでしょう。一昔前だと近所の人は葬儀の手伝いをするので、そのお礼として通夜振る舞いに呼んでいました。

 

 

現在は葬祭場があるため葬儀の手伝いも少なくなるため、通夜振る舞いに呼ばないケースが増えています。ケースによって大きく人数は異なりますが、だいたい30人から50人くらいの人数になるでしょう。

 

 

通夜振る舞いは寿司やサンドウィッチなどに加え、オードブルも出すものが一般的でしょう。それにビールなどのお酒も加わり、豪華なものになってしまいますので注意が必要です。人数分の半分強くらいの食事を用意しておくとよく、お酒は足りなくならないようにしましょう。

 

 

地域によってはお茶とお菓子というところもあり、食事券を渡すところもあります。どのようなものにして良いか迷ったら、地元の葬儀業者に相談してみましょう。通夜振る舞いの予算は、一人当たり2000円から4000円と言われています。

 

 

このように地域によって通夜振る舞いも大きく変わりますが、なるべく地域の風習に倣うようにしましょう。

 

 

注意しなければいけないのは、通夜振る舞いは故人を偲ぶものであって飲み会ではないということです。おごそかにおこなうようにして、決して華やかにならないように行うことをお勧めします。